受け身構文の“被”
初級は前回の続き、受け身文“被”を用いての短文発表から始めました。昨天我被吃的东西弄坏了肚子。
昨日食べたものでおなかをこわした。
我被猫挠【náo】了。
ネコにひっかかれた。(実際には“抓”【zhuā 】了。ということが多いとのこと。)
我的头发被微风吹走了。一定会光头的。
私の髪の毛がそよ風に飛ばされた。きっとつるっぱげになる。
他的车被前几天的大雨淹了。
彼の車は数日前の大雨で水没してしまった。
我的胳膊被蚊子咬了。
腕を蚊に刺された。
日本語と同じ“刺 cì ”の動詞は使えますか?という質問が出ました。回答は
“北方人不太用”刺 cì “这个字。とのこと。
”叮了“はよく使うとのことでした。
我被孙子打了。
孫にたたかれた。
他的手表被他弟弟弄坏了。
彼の腕時計は彼の弟に壊された。
刚刚收到的邮件被妻子删掉了。
さっき受信したEメールは妻に削除された。
把構文にすると“妻子”が主語になり
“妻子把刚刚收到的邮件删掉了。”
妻はさっき受信したEメールを削除した。
房子被地震震坏了。
家は地震で壊された。
以下の語句に入れ替え可能。被害がもっともひどいのは“毁坏“とのこと
毁坏【huǐ huài 】
损坏【sǔn huài 】
把構文にすると“地震把房子损坏了。”
私が飼っている犬 ×:我家的养狗 → 我养的狗
咬みつかれた ×:咬住了 → 咬了、咬着了。
我被我养的狗咬着了。
飼い犬に咬まれた。
しかし“叫”、“让”、を用いた場合は省略できない。
例文:照相机好像被弄坏了。
カメラは壊されたようだ。
また?出てきた 把構文
次にポイント3【動詞+在+場所】の文型について学習しました。教科書の例文。出ましたよ!また「把構文」です。
- 把钱放在包里。
- 把画儿挂在墙上。
老师によると主語が無いこの場合は相手にお願いしている文とのことです。
(文頭に”请“がありませんがそういう文になるとのこと。私はそう解釈しましたが。。。
違っていたら連絡ください。
そして『この教科書の文章はちょっとおかしいですねぇ』、とも言っていた。)
もし自分自身の行為であれば文頭に“我”、文末に“了”が入るとの解説でした。
帰宅後、この問題について相互学習サイトに投稿し質問してみました。
その回答はコチラ(HiNativeのページへジャンプします)
主語が無くただ“把钱放在包里。”であれば
「お金をバッグに入れる」が正しい日本語訳のようです。
- 我把钱放在包里了。 私はお金をバッグに入れました。
- 你把钱放在包里。お金をバッグに入れなさい。
- 把钱放在包里。お金をバッグに入れる。
その後この例文(把钱放在包里。)にならい各人短文を考え発表しました。
「北陸新幹線が水に浸かってしまった。」
×:把北陆新干线的车放在洪水里。
この表現だと「意図的に北陸新幹線を水浸しにする」意味になってしまう。
〇:北陆新干线的车被洪水淹了。
屋顶的瓦被台风刮跑了。灾民把蓝苫布盖在屋顶上。
屋根の瓦が台風で飛ばされた。被災者はブルーシートを屋根に敷いた。
我不小心把手机掉在路上了。
うっかりケータイを(道に)落としてしまった。
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中級は「第6課の本文内容をまとめて作文する」課題の発表でした。
「物がよくかつ値が安い 」の四字熟語を覚えました。
授業の後は昨年末行われた女子会に対抗してか?
それとも昨今、話題になっている『忘年会スルー』に対するアンチテーゼなのか?
『男子会 忘年会』を行いました。
特別意味はありません。みなさん何か理由をつけてお酒を楽しみたいだけでございます。(と思う。。。)
紹興酒は一番安いもの“最便宜的”、5年もの“五年陈的”、10年もの“十年陈的”をそれぞれオーダーし飲み比べしました。
みんなで撮った”合影”を掲載しておきます。