教科書の例文には
有人来。
その否定形として
没有人来。
と記述してあります。
前後の文章がなくただ“有人来。”ではどう訳していいかわからないと老师は言っておりました。
中国网友に聞いてみたところ
“有人来。”とした場合、未来を表し「人が来る」という予定の意味が強いとのこと。
人が来た。(過去形)であれば“有人来了。”になるそうです。
次に様態補語‘得“の用法を学習しました。
(動詞+名詞)+動詞+”得“+形容詞
否定の場合は”不“を形容詞の前に置きます。
例文:昨天晚上你睡得好吗? きのうはよく眠れましたか?
その後、各人短い文章を考え発表。
元の文章:学汉语时新的单词记住得不容易,可是忘得容易。
中国語を学習する時、新しい単語を覚えるのは容易ではない。でも簡単に忘れる。
老师は上の文章を次のように修正しました。
学汉语时新的单词不容易记住,可是忘得很容易。(※“得”を使っていないことに注目)
“记住”と“得”の組み合わせが文法的にできない、間違いなのか?
なぜこのように修正したのかの説明があいまいだったので(我々が疑問に思った点と老师の解説がかみあわない)帰宅後相互学習サイトにこの問題を提起してみました。
但通常不会将“记住”与“得”放在一起用,因为根据中文的使用习惯,“记住”这个动词通常是直接放在句尾的。后面不续接其他补语。如果要后续你所说的情态补语“得”,我们一般用“记得”而不是“记住得”。所以地道的用法是“记得”或者“记住”。
<“得”を使わない言い方>
学汉语时新的单词很不容易记住,可是很容易忘记。
<“得”を用いた言い方>
学汉语时新的单词记得不容易,可是忘得很容易。
- 我把房间打扫得干干净净。
私は部屋をきれいに掃除した。 - 我买了戴森的吸尘器,它吸得很不错。
ダイソンの掃除機を買ったが吸引力がすごい。 - 不知为什么今天我头疼疼得很厉害。
なんとなく今日は頭がひどく痛い。 - 他画画儿画得很漂亮。
彼は絵を描くのがうまい。 - 我的老师说汉语说得真快啊。
私の先生が話す中国語は本当に早口だ。 - 你怎么给花浇这么多水呀? / 明天我要去旅行所以浇得多。
なんで花にそんなに水をたっぷりあげるの?/明日旅行に行くので。 - 我朋友长得好看。
私の友達は見た目が良い。 - 我的朋友跳日本舞跳得很好。
私の友達は日本舞踊が上手です。
中級は第5課、練習1の「次の比較表現を考えてみよう」を学習しました。
“比”を使った文章を“没有”を使って同じ意味になるようにする。
- 这个电子词典比那个贵一点儿。
この電子辞書はあれよりも少し高い。 - 那个电子词典没有这个那么贵。
あの電子辞書はこれよりも高くはありません。
- 中国的物价比日本便宜得多。
中国の物価は日本に比べてずっと安い。 - 日本的物价没有中国的那么便宜。
日本の物価は中国よりも安くはありません。
- 夏天北京没有上海那么热。
夏は北京は上海ほど暑くありません。 - 夏天上海比北京热。
夏は上海は北京より暑い。
“(还)不如…” 「~よりむしろ~したほうがよい」の用法を学習しました。
<教科書の例文>
- 去那儿坐公共汽车还不如骑自行车方便。
そこに行くには公共バスより自転車のほうが便利だ。 - 过去人们常说,买书不如借书;借书不如抄书。
昔、人々はよく言いました。「本は買うよりも借りるほうがよい、本は借りるよりも書き写すほうがよい。」
- 俗话说,“百闻不如一见”
俗に「百聞は一見に如かず」と言う。 - 便利店的东西不如超市的便宜。
コンビニのものよりスーパーマーケットのもののほうが安い。 - 看来在家里休息不如去澡堂泡澡。
どうやら家で休むよりも銭湯に行って湯につかったほうが良い。 - 看棒球比赛不如自己打棒球愉快。
野球の試合を見るより自分でやった方がおもしろい。 - 去那儿与其坐火车不如坐新干线快得多。
そこに行くには列車で行くより新幹線で行ったほうがずっと早い。 - 买便宜的东西还不如买贵的东西,保存一辈子。过去人们说,“买便宜货吃亏”
安いものを買うよりも高いものを買う方がよい。一生持つ。昔の人は「安物買いの銭失い」と言った。 - 开夜车学习的效果不如早点起来学习的效果好。
徹夜で学習するよりも早起きして学習したほうが効果が良い。 - 打电话不如见面。
電話よりも会ったほうが良い。 - 表妹说,“看书不如睡觉好”
いとこは「勉強よりも眠るほうが良い」と言います。 - 论学习他不如你。
学習について言えば彼よりもあなたのほうが良い。 - 默读还不如朗读会记住。
黙読よりも音読のほうが覚えることができる。
※“默读”には「声を出さずに読む」の意味のほかに
「何も見ないで、暗唱する」の意味もあるとのことでした。