S老师の授業の特徴はアドリブ?で中国語で急に我々に質問を投げかけてくるスタイルです。
私達も自分が知っている少ない語彙の中から、なんとか中国語で答えようとがんばります。
会話に重点を置いた実戦的な教え方だと思います。
私はいつものX老师の授業では、ここ重要で録音しておいたほうがいいなと感じた部分しか録音しません。そのポイントとなる部分は、いつもの授業の進行状況から大体予測がつきます。
野球に例えるならば X老师がピッチャーだとすると、投球パターンは、ほぼ予測どうり。
録音するバッター?の私としては録音する部分はねらい打ちしやすい。
しかしS老师の場合はバッターからは予測もつかない配球???で攻めてくるため録音ポイントを定めるのが難しいです。 なので今回私は録音機をずっとON状態にしておきました。
1回の録音タイムリミットが10分しかないので分割しております。
今回のブログは音声ファイル中心です。
S老师の質問で聞き取れなかった部分を各人再確認してみてください。
まずはS老师の講義の時はいつも出席を取る“点名” から始まります。
音声1
●彼は転勤しました。 他调动【diào dòng 】工作了。
●彼は前回も来なかった。(過去のことなので“没”を使う)
×他上次也不来
〇他上次也没来 他在一个公司但是去别的地方工作了。
●「かぎをかける」⇒“锁上” “关”は使わない。
音声4
●“你是怎么来的?” どうやって(ここまで)来ましたか?
●“电车里人多吗?”
●“你从你家到公民馆用了多长时间?”家から公民館までどのくらい時間がかかりますか?
音声6
●嘘つき⇒“骗人”
●“你喜欢摄影吗?”=“你喜欢拍照吗?”
●“你喜欢打扒金库,你能挣钱吗?”
●“你都去过哪儿?你也喜欢坐火车旅游吗?你最近去哪儿了?”
●“大学毕业
日本人が間違えやすいのが目的語を後ろにして“毕业大学” としてしまう。
“毕业”は离合词なので後ろに目的語がとれない。
中級1
●“男大当婚,女大当嫁”
昔の中国の観念で「男も女も大きくなったら結婚するのが普通」の意味
●全职太太 【quán zhí tài tài 】専業主婦
普通は“家庭主妇”を使うことが多いとのこと。
また「私は専業主婦です。」と自分で言う時には“家庭主妇”を使うとのこと。
こちらの方がへりくだった言い方だとの説明でした。(謙虚さを表す表現)
自ら自分のことを“我是全职太太”だとなんだかエラソーなニュアンスになってしまうらしい。
逆に相手に質問するときは“全职太太” を使って相手を少しもちあげる(ヨイショする)感じ で
“您是全职太太吗?”とするそうです。
(専業主婦=夫の稼ぎがいい、共働きする必要がない)
日本語に例えるならば「あなたは大奥様でいらっしゃいますか?」あるいは
「家刀自(いえとじ)でいらっしゃいますか?」という感じなのでしょうかね?
中級2
●心病 【xīn bìng】 悩みの種
ここでの“一块”は量词。悩み事にも量詞をつけるところが興味深い。
例:这是我的一块心病。これは私の悩みの種です。
●他们没跟我说过他们的想法 彼らの考え方を彼らと話したことがない
中級3
●日本的父母管得不那么严。 日本の親は子供のしつけはそんなに厳しくない。
“得”は程度補語、“管”にかかります。
“管孩子 ”で「子供をしつける」の意味。
“不那么+形容詞”で「そんなに~~ではない」の意味。
“不管孩子”だと“不”は“管”にかかり「子供をしつけない」つまり全否定になる。
例:我喝得不那么多酒 私はお酒を飲むけどそんなに多くは飲まない。
我不喝酒 全否定 私はお酒はまったく飲みません。
中級4
●“你们家谁来做家务?”あなたの家ではだれが家事をしますか?
●“两个人一起做,据说还可以增进感情呢!”
“互相增进了解”で「お互いを良く知る、理解が深まる」